【京都・大原でサクラ染して来ました】
「桜餅の香りがする!」
グツグツ煮える桜の枝や木の皮の工房は
桜の香り、、、いや、桜餅のような良い香り
と蒸気で充満している。
体全体でその桜を呼吸するように、鍋に入れた
布を染めていく作業が最高に楽しい!
大原工房さんでの染め体験はこれで2回目で、
1回目は去年の夏、夏しか染められない藍の
生葉染めに挑戦した。
その時は葉っぱをむしる作業で1時間半、塩と
生葉と塩だけでお漬物みたいにシルクを染める作業も
ひたすら1時間半!
翌日筋肉痛になったのだけど(笑)、とっても美しい
生葉ならではのターコイズのようなブルーが仕上がり
ました。
他にも藍だてした染料で何枚かストールも染めたから
1日がかりで楽しかったなー。
※去年の様子はリョーヤのyoutubeへどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=S94siuEEH7s&t=11s
「この春は、絶対桜染めしたいね!」って、前回も
一緒に行った友人リョーヤと話してて、昨日実現!
このサクラの染め液を作るのに、たくさんの桜の木の
幹や枝がいるのだけど、
去年台風で倒れた桜を有効活用して作っているそうです。
枝や幹を入れて煮出して、灰汁を入れて、ひたすら
柄杓で汲み上げると、空気に触れて色がどんどん茶色から
濃い茶色へ、そして赤っぽく変わっていきます。
この作業を職人さんは永遠と数時間も続けるわけで。。。!
私もちょっと手伝ったけど、染め液作るのが本当に大変。
私たちは出来上がった染め液を使って煮出して、
染めて、媒染して、染めて、出来上がりなので
まぁ、楽させていただいています。
(それでも3時間半はかかったけどね)
こうして季節ごとに自分で自然のものから染色できる
ってことが、本当に贅沢。
何より職人のおばちゃんに会えるのが楽しくて、
去年から私用もないのに何度も顔出してる。
自然の植物から染める手作業。実は染めが好きで
高校生の頃から染色しているのだけど、
自然のものには薬効があり身につけるだけで
癒されます。
(以前染めのデザインをしてストール販売も
していました)
桜染めは一度にたくさんは染められないので
(何せ染め液を作るのが本当に大変な手作業!)
しかも期間限定であと数日のみ。
また通うことになりそうな予感です。
大原工房
http://www.ohara-koubou.net
※巨匠リョーヤに素晴らしいカメラで素敵な
写真を撮ってもらった〜!リョーヤありがとう♪